2007年2月17日土曜日

人工妊娠中絶の心構え

人工妊娠中絶は、近年の医療技術の向上のせいもあり、「できちゃったら堕ろせばいい」などと簡単に考えている方も多いようです。
 人工妊娠中絶は、かかる時間こそ短いものの、実際はかなり危険な手術です。特に妊娠12週を過ぎた場合は、胎児がある程度の大きさになっているため、分娩に近い形を取ることになり、肉体的苦痛も伴います。
 人工妊娠中絶は「受ければ終わり」ではありません。精神的・肉体的にも大きな傷が残ることも決して少なくないのです。最悪の場合、妊娠できない体になってしまったり、自殺の引き金になってしまったりすることも。
 人工妊娠中絶は、以上の理由から、女性にとってはできるだけ避けたい手術です。まして男性が簡単に「堕ろせ」と言うなんてもってのほか。もし「できたら堕ろせばいい」などと考えているくらいなら、最初から慎重に避妊を行いましょう。

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